王子直紀写真展「吐噶喇・川崎」が3月29日(日)より新宿・photographers’ galleryおよびKURA PHOTO GALLERYにて開催中。
鹿児島県吐噶喇(トカラ)列島と神奈川県川崎市で撮影された作品約20点が展示される本展。川崎市は、1977年生まれの王子が写真家として活動を開始したことから現在まで長年にわたり撮影を続けてきた場所。対する吐噶喇列島は九州と沖縄に挟まれる場所に位置し、第二次世界大戦後に国境線が引かれて分断されたのち1952年に本土復帰したという、政治情勢に大きな影響を受けてきた列島で、2007年から撮影が続けられてきた。それぞれの土地を象徴するような客観的なものではなく、人間や動植物、看板や建物を真正面からとらえたり、ブレやボケを伴わせることで、観る者がその場所に触れているかのような感覚を与えるスナップショット。
なお、本展に合わせて小冊子『吐噶喇』『川崎』も刊行される。
タイトル | 「吐噶喇・川崎」 |
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会期 | 2020年3月29日(日)~4月11日(土) |
会場 | |
時間 | 12:00~20:00 |
URL |
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