「ジョナス・メカス特集 故郷はどこに――詩、日記、映画を読む」と題し、メカスの関連本、リトアニア、バルト三国に関する本を特集し、併せて映画2作品を上映するイベントが、乃木坂・Books and Modernで開催される。
ジョナス・メカスは、リトアニア生まれの詩人、映画作家。独立系、前衛、実験映画の保存、上映を目的とするアンソロジー・フィルム・アーカイヴズの設立メンバーであり、フルクサスなどアートムーブメントを通して米国の現代アートを牽引したメカスだが、二十歳代の大半は、ヨーロッパの小国の歴史を映す、戦争と政治の暴虐によって行き場を失った多くの人々の人生そのものだった。
本イベントは、メカスの人生の旅を詩や日記、映画を通して辿り、私たちの生きる世界を平和と自由、ただ生きるということ、その美しさを希求したメカスの目で見直すというもの。会場ではメカス関連書籍を特集しつつ、映画『Outtakes from the Life of a Happy Man(幸せな人生からの拾遺集)』(2012年/68分)を連日上映。
なお会場ではメカスの関連書籍を3月より特集しており、本の購入者には映画鑑賞券をプレゼント中。詩的で暗示的な映像で知られるメカスだが、本を読んでから映画を鑑賞するとそのメッセージの切実さと観客への信頼がより深く感じられるだろう。
タイトル | 「ジョナス・メカス特集 故郷はどこに――詩、日記、映画を読む」 |
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会期 | 2020年 |
会場 | Books and Modern(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休廊日 | 日月曜 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。