スイスを拠点に美術史家、キュレーターとして活動するファビエンヌ・エグルホファーと、本屋を営み、現在は精神科施設のソーシャルワーカーとしても働くモニカ・ルッツの編集で制作された作品集『GUT HOLZ』。撮影はスイス人写真家のロルフ・ジーゲンターラー。
ヨーロッパスタイルのボーリング、通称「ケーゲルン」は一般的なボーリングよりもレーンが小さく、よりリラックスしてプレイすることができるといわれており、身近なスポーツとして愛されてきた。しかし現在、スイスでそのアクティビティの存在が消えようとしており、ケーゲルン場の存続もまた危ぶまれている。作家たちはこの状況を憂慮して1冊の作品にまとめるべく、数え切れないほどのケーゲルン場を渡り歩いた。人を写さずに真正面から撮影したその風景は、観る者をダイレクトにそのイメージへ引きつける不思議な魅力を持っている。
タイトル | 『GUT HOLZ』 |
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出版社 | |
出版年 | 2008年 |
価格 | 5,400円+tax |
仕様 | ハードカバー/200mm×260mm/160ページ |
URL | https://twelve-books.com/products/gut-holz-by-fabienne-eggelhofer-monica-lutz |
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