加納俊輔は1983年、大阪府生まれ。2010年、京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。「写真を見るということを『イメージを見ること』ととらえるのではなく、『イメージが貼りついた物質を見ている』ととらえなければならないと思っている」という加納の言葉が示すように、写真を通して複雑な階層を意識させる手法により「見る」という行為を問い直す作品を発表。近年では、他アーティストとの共同制作およびアーティストブックの出版などの活動を展開している。
シンガポールで撮影されたスナップショットを用いた写真作品「specious notion」シリーズと、映像作品を中心に構成される本展。作品素材として、都市開発が進み変容するシンガポールの工事現場などの風景を使った、拡張し続ける加納の最新作が展示されている。
タイトル | 「コンストラクション断面」 |
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会期 | 2016年10月22日(日)~12月11日(日) |
会場 | Maki Fine Arts(東京都) |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 月火曜・祝日 |
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