現在、パリの文化複合施設Le104では、ヨーロッパの若手写真家の発掘支援を目的とした写真フェスティバル「Circulation(s)」が開催中。今年は、ニセフォール・ニエプス美術館の館長を20年間勤めた後、中国の連州写真博物館の共同ディレクターに就任したフランソワ・シュヴァル率いるユニット、The Red Eyeがキュレーションを手がけた。また、今年度はフランスとルーマニアの国際文化交流年であるため、ルーマニア人の作家をフォーカスした特別展も開催されている。 会場内では、ヨーロッパで行われているさまざまな写真フェスティバルから選出された若手写真家の作品がプロジェクション形式で紹介されている。
そのほかにもオーソドックスなポートレートだけでなく、仮装して撮影することもできるフォトスタジオ「Circulation(s) Photo Studios」が週末に登場したり、子ども向けの写真展「LITTLE CIRCULATION(S)」を開催したりと、幅広いオーディエンスが楽しめるコンテンツとなっている。
糟谷恭子=文
Text: Kyoko Kasuya
タイトル | 「Circulation(s)」 |
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会期 | 〜2019年6月30日(日) |
会場 | Le 104(フランス) |
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