ビジネスパーソンのためのアートセミナー第3弾
「海外における企業とアートの関係」

ミネアポリス美術館写真ニューメディア部門長・中森康文が語る「企業とアートの深い関係とは?」

2017.3.21(Tue)

IMA CONCEPT STORE

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ビジネスパーソンのためのアートセミナー

© caiaimage/amanaimages

アマナ・アートフォトプロジェクトでは、ビジネスパーソンのための企業とアートセミナー第3弾として、ミネアポリス美術館 写真ニューメディア部門長・中森康文と、美術ジャーナリスト・小川敦生によるセミナー「アメリカにおける企業とアートの関係」を開催いたします。アメリカの美術館運営における企業の重要な役割をリアルに伺い、アメリカにおける企業とアートの関係に迫ります。

アメリカでは、美術館キュレーターの大きな役割は企業との関係を築くことだそう。 実際、ミネアポリス美術館の公式サイトによれば、10万ドル以上の寄付をしている企業が20社もあるとのこと。アメリカ企業は想像以上に自社ビジネスに対するアートのポジションを重要視しているといえないでしょうか。

それでは、企業はなぜ美術館に多額の寄付をするのか?それに対して、美術館は何を提供し、社会はそれをどう評価しているのか? また、美術館への寄付以外、アメリカ企業はアートとどんな関係を築こうとしているのか?「企業とアート」というと、日本では単なる社会貢献ととらえられがちですが、もう少し別の意味合いもありそうです。そんなアメリカ企業の戦略を紐といていただきます。 また、聞き手である日本経済新聞社文化部出身、現美術ジャーナリストの小川氏にも日本企業と比較して論じていただきます。国内のみならず海外市場を意識する日本企業として、今後のヒントも得られる機会としてぜひご参加ください。

タイトル

「海外における企業とアートの関係」

日程

2017年3月21日(火)

会場

IMA CONCEPT STORE(東京都)

時間

19:30~21:30

料金

3,500円

定員

50名

申込締切

2017年3月20日(月) 受付終了

  • 中森康文

    中森康文|Yasufumi Nakamori

    ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Art)写真・ニューメディア部門長。2008年より米国の主要美術館のひとつであるヒューストン美術館写真部門のキュレーターを務めた後、2016年にミネアポリス美術館の1万3千余点を所蔵する写真・ニューメディア部門のヘッド長に就任。1945年以降の美術・写真の専門家としてさまざまな展覧会を企画。代表的な展覧会に「Katsura: Picturing Modernism in Japanese Architecture, Photographs by Ishimoto Yasuhiro」(桂:日本建築におけるモダニズム 石元泰博の写真)(2010年ヒューストン美術館)、「For a New World to Come: Experiments in Japanese Art and Photography 1968-1979」(来るべき新たな世界の為に。1968年から1979年における日本美術と写真における実験)(2015年ヒューストン美術館)がある。数ある著作の中で『桂:日本建築におけるモダニズム 石元泰博の写真』(イェール大学出版局)は米国大学美術協会より2011年度アルフレッド・バー賞を受賞する。1995年から2002年まで会社法、証券法を専門とするニューヨーク州弁護士としてニューヨークと東京で勤務した経験を持つ。特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT/エイト)の創設メンバー。早稲田大学、ウィスコンシン大学ロースクール、コーネル大(博士号)卒業。

  • 小川敦生

    小川敦生|Atsuo Ogawa

    1959年北九州市生まれ。美術ジャーナリスト。東京大学文学部美術史学科卒。日経BP社で『日経エンタテインメント』誌や『日経アート』誌の記者、同誌編集長などを経て日本経済新聞社文化部で美術を担当。「実践美術経済学」(日経アート)「画鬼、河鍋暁斎」「光の旅~カラヴァッジョ、ラ・トゥール、レンブラント、フェルメール」「パウル・クレー」「藤田嗣治の技法解明~乳白色の美生んだタルク」(以上、日本経済新聞)など多くの記事を執筆。2012年4月から多摩美術大学芸術学科教授。

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