国内外のアートフォトブックをディストリビューションするtwelvebooksが、出版社やゲスト自らが写真集を語るプレゼンテーション形式のイベント「フォトブック・シンポジウム」を開催する。
2015年にイギリスの出版社「MACK」、2016年にフランスの出版社「CHOSE COMMUNE」をゲストに迎えて開催された本イベント、今回は写真評論家、写真史家であり、写真集コレクターとしても知られる金子隆一をメインゲストに、3つの写真集、3人のゲスト、3日間におよぶ連続トークを行う。
■第1回「MAGNUM ANALOG RECOVERY-これまでのマグナムとこれからのマグナム」
一回目は、パリで開催された「マグナム・フォト」のアーカイブ展覧会の図録にフォーカス。マグナム・フォト東京支社のディレクター・小川潤子をゲストに招き、同正会員フォトグラファー、モイセス・サマンのコメントを交えながら金子とディスカッションを行う。
■第2回「RAVENS/鴉–鴉の秘密、アーカイブスの謎」
今春約30年ぶりに復刻版が刊行された深瀬昌久の代表作「RAVENS/鴉」にスポットを当て、「深瀬昌久アーカイブス」のディレクター、トモ・コスガがプレゼンテーションを展開。その後金子とともに深瀬作品のもつ魅力や謎について意見を交わしていく。
■第3回「TOSHIBA/東芝–築地仁とLEWIS BALTZ」
金子とともに「CAMERA WORKS」に携わり鋭敏な眼差しで50年以上にわたり写真表現の本質を探究してきた写真家、築地仁がゲスト。1989年にルイス・ボルツと関わった幻の1冊「TOSHIBA/東芝」の見解を徹底的に語り尽くす。
タイトル | 「フォトブック・シンポジウム Vol.3:金子隆一」 |
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日程 | 2017年9月9日(土)、9月10日(日)、9月24日(日) |
会場 | VACANT(東京都) |
時間 | 17:00〜19:00(最終回24日のみ19:00〜20:30)*開場は開演の30分前から |
料金 | 1,500円(1drink付)*第1回のみ写真集付き13,500円枠あり |
定員 | 120名(最終回は80名) |
URL | https://www.vacant.vc/single-post/2017/08/21/Photobook-Symposium-vol3 |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。