ヴォルフガング・ティルマンスが主宰する非営利団体が発足、ポスター支援「2020Solidarity」が日本でもスタート

27 May 2020

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2020Solidarity

「2020Solidarity」と題されたこのプロジェクトは、現在の危機的状況に直面している世界の文化的・音楽的施設、コミュニティプロジェクト、そのほかのインディペンデントスペースを支援するために「Between Bridges」により設立された。Between Bridgesは写真家のヴォルフガング・ティルマンスが主宰する非営利団体で、民主主義、LGBT、アートに関しての知識を広め、理解を得ることを目的としている。このプロジェクトには数週間で40名以上のアーティストが集まり、ティルマンスのほか、ウィリアム・エグルストンやトーマス・ルフ、ヨヘン・レンペルトらの写真家の名前も連なる。彼らのアートピースがデザインされたポスターを、各施設のオンライン上で購入することができる。

プロジェクトの立ち上げに際し、今回日本から9つのアートにまつわる組織・スペースが共同して参加を表明。各ポスターの価格は一律6,000円(税込)で、サイズはA2(594×420mm)、一種類に対しての枚数制限はなく、5月27日(水)~6月30日(火)までの期間、販売が行われる。

これらのポスターを販売した際の収益は参加施設に贈られ、それぞれの組織またそこに参加するアーティストが現在の危機に対応するために必要と判断した場合に使用される。2020Solidarityのポスターは、参加スペースのウェブサイトから直接購入する仕組みで、40種類以上のポスターから各団体によって選ばれた絵柄は、それぞれの団体のサイト上でチェックすることができる。ドイツから発足したプロジェクトが、国境を越えて日本のローカルな施設へと還元される。グローバルな動きでありながらも、支援先が明確な2020Solidarityのプラットフォームは、アートが可能にした新たな支援モデルになるかもしれない。

タイトル

「2020Solidarity」

日程

2020年5月27日(水)~6月30日(火)
*今回の9団体の販売期間

参加施設

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