Reminders Photography Stronghold(RPS)では、「RPSアーティストブックフェア」を3月28日(日)まで開催中。
2012年にオープンしたRPS ではギャラリー、図書室、アーティスト・イン・レジデンスがあり、多数の写真関連のワークショップ、イベントが行われてきた。例えば、写真集制作ワークショップ「Photobook as Object Workshop」、「Photobook Masterclass」を経て誕生した数多くの写真集が国際的に高い評価を得ており、国内外の写真家の間で人気を博する人気コンテンツとして知られる。今回のフェアでは、これまでにRPSを通して制作や販売が行われた写真集・アーティストブックを中心に展示、販売が行われるほか、そのほかの出版レーベルやアーティストたちもブース出展し、会期中は作家も在廊する予定とのこと。
作家たちは作品集を作る過程で、「なぜこの作品を作るのか」「なぜこの写真が必要なのか」といった、いくつもの「なぜ」に向き合う。コロナ禍では実物の本を手にして購入する機会や作り手から直接「なぜ」の理由を知る機会が減ってきている。本フェアでは、実際に作家と会話をすることで、より深く本の本質や作家の意図を知るきっかけとなるだろう。
また、上田順平、藤井ヨシカツ、市田小百合など多くの写真家が参加するトークイベントもFacebook ライブでオンライン配信されている。テーマは「どうして手製本を作るか / 試行錯誤」「視覚的な物語」「パーソナルな視点」「アーカイブの活用」「手製本から普及版へ」の5つ。実際に会場に行けなくてもリモートで交流が可能となっているので、本作りに興味がある方、写真集が好きな方はぜひチェックしてみてほしい。
タイトル | 「RPSアーティストブックフェア」 |
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会期 | 2021年3月13日(土)~3月28日(日) |
会場 | |
時間 | 13:00~19:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。