24 June 2021

映像のオルタナティブな可能性に焦点を当てる
「ノンシンタックス実験映像祭」

24 June 2021

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Portrait Elsewhere KO © Nimyu

Portrait Elsewhere KO © Nimyu

東京・西麻布にあるCALM & PUNK GALLERY では、6⽉25日(金)〜27⽇(日)の3⽇間にわたり、映像祭「Non-syntax Experimental Image Festival(ノンシンタックス実験映像祭)」が開催される。この春にビデオ、実験映画、アニメーション、パフォーマンスアートなど、さまざまなジャンルの映像作品を対象とした公募を行い、109の国と地域から集まった2,517の応募作品の中から選出された66作品が連日上映される予定だ。

Alizava © Andrius Zemaitis

Alizava © Andrius Zemaitis

選出作品は、5つのカテゴリーに分類されている。ひとつ目のカテゴリー「他所の⾵景」では、空間と場所の⾒⽅、イメージが鑑賞者を別の場所へと誘う点にフォーカス。「ドキュメントとしての⾝体」では、⾝体そのもの、パフォーマンス、⾏為などが、カメラのフレームとさまざまな関係を形成し、そのこと⾃体がドキュメントとして刻まれるところに注⽬する。「動的思考」では、映像の物語性から離れ、⾊、線、質感、物の輪郭、光と影などをシンプルに表現した作品をセレクト。

「アーカイブ、イメージ、エフェメラ」は、実験映画やファウンドイメージやビジュアルアーカイブなどの考察であり、イメージの物質性や、時間と記憶に焦点を当てる。最後に「バーチャルに向けて」では、デジタル時代のさまざまなメディアを解体し、仮想の場で、私たちの知識や認識に問いを投げかける作品を選出した。

〈0〉© Lin Yen Ju

〈0〉© Lin Yen Ju

国内外から集まったさまざまなジャンル、コンテキスト、カテゴリーの映像を組み合わせることで、鑑賞者が⾃⼰と向き合い、メディアの境界を拡張する実験的なイベントになりそうだ。映像のオルタナティブな可能性に焦点を当て、多様な発展を⽬指す映像祭にぜひ足を運んでみては?

「Non-syntax Experimental Image Festival(ノンシンタックス実験映像祭)」

タイトル

「Non-syntax Experimental Image Festival(ノンシンタックス実験映像祭)」

会期

2021年6⽉25日(金)〜6月27⽇(日)

時間

13:00~19:00

会場

CALM & PUNK GALLERY (東京都)

URL

http://calmandpunk.com/exhibition/non-syntax-experimental-image-festival/

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