「ZOOMS JAPAN 2024」受賞作品が決定！グランプリは山西もも、準グランプリは駒瀬由宗

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP＋（シーピープラス）」は、日本の写真家の世界進出を応援する写真コンテスト「ZOOMS JAPAN 2024（ズームス・ジャパン）」の受賞作品として、グランプリに山西ももの「光の王国」、準グランプリに駒瀬由宗の「NEW NATURE」を選出した。受賞作品は２月22日から25日までパシフィコ横浜で開催されるCP＋2024の会場で展示され、10月にパリで開催される写真映像機器ショー「Salon de la Photo（サロン・ドゥ・ラ・フォト）」の会場でも展示される。さらに、受賞者は同イベント期間中に現地パリに招待され、フランス写真界関係者と交流をはかる予定となっている。

ZOOMS JAPAN は、フランスのフォトコンテスト「Les Zooms (主催 Salon de la Photo)」 に賛同し、日本の写真家の世界進出を応援するため、2015年からCP＋が開催している新進写真家発掘のためのフォトコンテスト。4年ぶりの開催となる今回は、国内外の気鋭の編集者やキュレーターを審査員に迎え、厳正な審査の結果、受賞作品を決定した。

グランプリの山西ももは、1995年大阪府生まれで、東京藝術大学工芸科鋳金専攻を卒業。幼少期に父と行った登山の記憶から、学生時代は山岳部に所属し、日本の山々からアラスカやネパール、パキスタンの山を登り、旅の経験を金属の彫刻や写真作品で発表している。 駒瀬由宗の本作で人の手が加わった自然をテーマにし、下水処理場からの温排水が流れ込む場所での撮影を試みた。駒瀬はIMAが主催した「LUMIX MEETS BEYOND2020 by Japanese Photographers #4」にも参加したことがあり、その後も精力的に制作を行っている。

CP＋の期間中、会場にて2月23日17時5分〜45分まで、ZOOMS JAPAN 2024 受賞作品レビューが開催される。本トークでは、日本から審査に関わった３名と共にグランプリと準グランプリ作品を紹介し、受賞者した２名の作家も登壇し審査員が惹かれた作品の魅力に迫る。さまざまな催しが行われるCP＋とあわせてチェックしてみてほしい。