EMON AWARDグランプリ受賞者展、飯沢耕太郎とのトークショーも

EMON PHOTO GALLERYが主催する「EMON AWARD」は、写真・映像の新しい表現に挑む作家にフォーカスする公募展。ドキュメンタリー、コンセプチュアル、映像作品など107名の個性的な作品が寄せられ、今回はスライドを用いてドライブ感のある提案をした香川出身のアーティスト・山田弘幸がグランプリを受賞。特別賞は写真家・西井知早、吉田亮人が受賞し、それぞれ個展のチャンスを獲得した。

6月17日（金）より開催中の、グランプリ受賞者・山田弘幸「Fragment」展は、写真、ドローイング、映像を組み合わせ、独特な特殊転写技法によって表されており、会場を意識したインスタレーションを展開している。

また6月25日（土）には、写真評論家・飯沢耕太郎をゲストに招き、山田とのトークショーを開催。実験的なアプローチを試みる山田と、日本の写真研究の第一人者・飯沢からどんな写真論が語られ、写真の可能性、未来が予測されるのか。なおトークショーは15:30より開始、15:00からは山田によるプロジェクション・プレゼンテーションが行われる。