Kiiroは1978年、神奈川県生まれ。一貫してコスモスを追い続け、写真の枠に収まらない多彩な表現力は、ベルギー、パリなどのアートフェアで注目を集めてきた。
今回の新作「SAKURA」では、2009年から続くコスモスの題材を一変させ、日本の象徴「桜」に着眼し、人の手が入らない山桜を被写体に選んだ。撮りためた膨大なイメージ画像を使ってコラージュするKiiroのフォトモンタージュは、桜に封印された「詩」を至るところに見つけ出し、タペストリーを織り上げるように視覚化していく。
本展では、4メートルを超える二対の屏風作品のほか、6作品を交えて展示。なお、本作は同ギャラリーでの展示後、「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」のサテライトイベント「KG+2017」に巡回。会場は「安珍清姫の鐘」で知られる京都・総本山妙満寺(大書院)で、桜を望む大広間にてインスターレーション展を行う。
タイトル | 「SAKURA」 |
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会期 | 2017年3月15日(水)~4月8日(土) |
会場 | EMON PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで/最終日は16:00まで) |
休廊日 | 日曜・祝日 |
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