フランソワ・アラールは1961年、フランス生まれ。現在は、南仏アルルとニューヨークを拠点に、サイ・トォンブリー、ルイジ・ギッリらのアトリエの撮影や、世界的なインテリア誌やファッション誌でのエディトリアルを数多く手がけるなど、世界で最も卓越した建築写真家の一人として評価を受けている。
本作「Saul Leiter」は、アメリカ人画家であり写真家のソール・ライターのアトリエをアラールが訪れ、朽ちた壁や空っぽのクローゼット、わずかに遺された私物などをとらえた作品。ライターがこの世を去った二年後にライターのアパートメントを訪れ撮影した本作からは、ライター本人がどこかから出てくるのではないかと思うほどの臨場感やその“気配”が漂っている。
会場では、本シリーズをまとめた写真集『Saul Leiter』の日本限定版として制作されたスペシャルエディションのプリント10点(各エディション10部限定)が展示販売されるほか、オープニングレセプションには初来日となるアラールも参加し、サイン会が行われる。
なお、10月8日(日)には「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」内にて、アラールと編集者・河内タカによるトークイベントが開催。
タイトル | 「Saul Leiter」 |
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会期 | 2017年10月12日(木)~10月29日(日) |
会場 | POST(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は通常営業) |
URL | http://post-books.info/news/2017/9/30/exhibition-saul-leiter-byfranois-halard |
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