気鋭の写真家として、広告写真や映像、映画の撮影監督としても注目を集め、その卓越した感性と視点、グラフィカルな構成力で独特な世界観をみせる瀧本幹也。自身の作家としての作品も常に撮り続けている。
本展では、瀧本が敬愛する建築家、ル・コルビュジエをテーマに撮りためた新作約30点を展示。サヴォア邸やロンシャンの礼拝堂など数回にわたって訪ねた瀧本は、その建築の中に、かつてコルビュジエという人がその場にいたこと、その時間、彼が見たであろう風景、そんなことを追体験するようにシャッターを切ったという。また、モノクロームのネガにコルビュジエの配色から習い印画紙へ投影する技法も用い、瀧本の視点を通してコルビュジエの時間と現代の時間とが交差する作品となっている。
なお、11月27日(月)まで品川・Canon Gallery Sにて、瀧本幹也「FLAME / SURFACE」展も同時開催中。
タイトル | 「Le Corbusier / Photographs by Mikiya Takimoto」 |
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会期 | 2017年10月14日(土)~11月4日(土) |
会場 | MA2 Gallery(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
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