本展は、眼前に立ち現れる光景を“触れられなかったイメージ”ととらえ、それらのイメージへの触れ方、距離の測り方を写真を用いて展開する藤本涼と、自ら撮影した写真を消す(削る、燃やすなど)という行為を通し、都市や群衆の集合的無意識や個の意識変容をイメージとして湧出させる多和田有希による二人展。
本展では“表皮のある構造体”として写真をとらえ、ユニークな手法でこの世に存在しない景色を作り上げてきた二人の新作を展示する。
なお、会期中2月11日(日)には、出版社・RONDADEの佐久間磨をゲスト講師に迎え、参加者が藤本、多和田の写真を利用して写真集を作り、持ち帰ることのできるワークショップを開催。
タイトル | 「薄膜と空白 Veil and Void」 |
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会期 | 2018年2月7日(水)〜2月12日(月) |
会場 | 横浜市民ギャラリー 展示室B1(神奈川県) |
時間 | 10:00〜18:00(最終日は16:00まで) |
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