世界を旅し、歩くことを通して、古代より綿々と続く自然と人間との関係にひとつの文化として向き合い続けてきた津田直の九州初の大規模個展「エリナスの森」が、4月28日(土)から福岡・三菱地所アルティアムで開催される。
北東ヨーロッパ・バルト海に面する美しい小国リトアニアへの旅を重ねながら、4年に亘って撮影を続けてきた津田。
リトアニアに深く関わるようになったきっかけは、小さな村で続いてきた夏至祭に立ち会ったことや、森の中で暮らす人々と土地との間に深い繋がりを見つけたことだった。それらは、かつて日本人がもっていた自然信仰にも共通すると感じたと津田は語る。
本展では、歴史に翻弄されながらも、今年独立100周年を迎えた小国の中で、古より途切れることなく見えない糸として受け継がれてきたリトアニアの文化を見つめ、写し撮った写真集とともに、津田が歩んだ距離感でリトアニアの風景を体感できる。また会期中には、津田の最新写真集の先行販売や刊行記念のサイン会、トークイベントなども開催。
タイトル | 「津田直 エリナスの森」 |
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会期 | 2018年4月28日(土)〜5月27日(日) |
会場 | 三菱地所アルティアム(福岡県) |
時間 | 10:00〜20:00 |
休館日 | 5月15日(火) |
入場料 | 【一般】400円【学生】300円【高校生以下】無料 |
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