写真界の次世代を担う若手を発掘するコンペティション、写真「1_WALL」。第17回のグランプリは、家族を被写体として日常の中の混沌と静寂を写した川崎祐の「Scenes」が受賞した。本作の写真展が6月26日(火)から銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。
本作は川崎の故郷である滋賀県長浜市で撮影した自身の両親や姉、地元周辺の過疎化する郊外の風景を写したもの。そこに写し出された家族の表情は、どこか可笑しみを感じさせる瞬間を含んでいる。一点一点の写真を追っていくと、そのイメージの重なりから、人間それぞれが抱える問題やその感情がおぼろげに浮かび上がってくるだろう。
会期最終日には鈴木理策をゲストに迎え、写真作品の物語性をテーマとしてトークイベントも開催される。
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>第19回写真「1_WALL」は6月25日(月)から応募受付開始
タイトル | 「Scenes」 |
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会期 | 2018年6月26日(火)~7月13日(金) |
会場 | ガーディアン・ガーデン(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00 |
休館日 | 日曜、祝祭日 |
URL | http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/17ph_kawasaki/17ph_kawasaki.html |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。