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世界を目指す写真家のためのリスト
vol.1これだけは押さえたい写真アワード

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Hyper ≠ Linking with…

第18回写真「1_WALL」グランプリ 中野泰輔「Hyper ≠ Linking with…」

国内外の写真やダミーブックの賞へ応募する、ポートフォリオレビューに参加するなど、写真家がグローバルに活動していくチャンスはますます開かれている。これからを目指す写真家のために、国内外のアワードなどをジャンルごとにリストアップ。第一弾は、写真家の登竜門として機能している、ポートフォリオや展示形式で応募する主要アワードを厳選して紹介。今年は締切が終わったアワードでも、時期をチェックして来年チャレンジしてみよう。

写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたキヤノンの文化支援プロジェクト。日本の若手の若手写真家の登竜門として、1991年のスタート以来、さまざまな写真家を輩出している。創設25周年を機に、プリント作品の応募に加え、オンラインでのデジタル作品(静止画・動画)の受付をスタート。現代における写真表現とは何かを通して、新しい才能を見出だすことを試みている。最終選考に残ると作品を展示でプレゼンテーションする場が与えられるため、作品を広く知ってもらうことができるのも魅力。

>過去の受賞者(一部)一覧はこちら
>「キヤノン写真新世紀」関連記事の一覧はこちら

【応募資格】
・国籍、年齢、性別、経験(プロ、アマチュア)は不問
・個人またはグループでの応募が可能(ただし、グループの場合はグループでの活動を今後も継続していくことが前提)
・16歳未満は、保護者の同意が必要(応募した場合、保護者の同意があったものとみなす)

【応募作品】
・写真表現の可能性に挑戦する写真
*過去にコンテスト等で入賞または入選したことのない、オリジナル作品に限る
*ほかのコンテスト等に応募し、まだ結果の出ていない作品は応募不可
*第三者の権利(著作権、商標権、肖像権等)を侵害する作品は応募不可

【応募スケジュール】
2018年6月6日(水)23:59(日本時間)事前登録締切

【応募費用】
無料

【賞】
・グランプリ:1名(組)
・優秀賞:7名(組)
・佳作:14名(組)

・グランプリ:奨励金100万円(優秀賞奨励金20万円を含む)
・副賞:キヤノン製品/写真新世紀展2018における個展開催の権利

【審査員】
エミリア・ヴァン・リンデン(Unseen アーティスティック・ディレクター)/サンドラ・フィリップス(SFMoMA名誉キュレーター)/さわ ひらき(美術家)/澤田知子(アーティスト)/安村崇(写真家)ほか2名

【過去のグランプリ受賞者】
高木こずえ/安村崇/野口里佳/ヒロミックスなど

【公式サイト】
http://global.canon/ja/newcosmos/


リクルートが主宰し、グラフィックと写真の2部門で構成されている、35歳以下の若手アーティストに与えられるアワード。新進気鋭のアーティストの登竜門となっており、前身の「ひとつぼ展」以来、受賞者の中には現在世界で活躍するアーティストも数多くいる。写真部門では展示形式での応募、公開審査など、賞を通して応募者自身が成長していくようなプロセスがとられている。グランプリ受賞者にはガーディアン・ガーデンで個展の権利が与えられ、次へのステップとなっている。

>過去の受賞者(一部)一覧はこちら
>「1_WALL」関連記事の一覧はこちら

【応募資格】
・カメラを介して写し撮ったあらゆる写真または映像作品
・年齢35歳以下、個人制作であること

【応募スケジュール】
2018年6月25日(月)~6月29日(金)11:00~19:00

【賞(グランプリ)】
・個展開催
・個展制作費20万円

【応募費用】
無料

【審査員】
沢山遼(美術批評家)/鈴木理策(写真家)/田中義久(グラフィックデザイナー/美術家)/姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)/増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)

【過去のグランプリ受賞者】
仲田絵美横田大輔/うつゆみこ/川内倫子蜷川実花野口里佳

【公式サイト】
http://rcc.recruit.co.jp/gg/competition/1_wall/019_photography

第16回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 千賀健史展「Suppressed Voice」

第18回写真「1_WALL」展

第18回写真「1_WALL」グランプリ 中野泰輔「Hyper ≠ Linking with…」


▼今年の募集は終了、または応募要項が出ていない世界のアワード

35歳以下を対象としたヨーロッパ随一の若手発掘写真賞。受賞者は雑誌『Foam』への掲載に加え、写真文化の中心都市ロンドン、ニューヨーク、パリ、アムステルダムに巡回するグループ展への参加権を与えられる。ヨーロッパをはじめとする世界中の写真関係者が注目するため、キャリアをスタートさせる若手作家の登竜門とされている。水谷吉法や横田大輔など、日本人写真家も過去に多く受賞している。

>『Foam』関連のアワード受賞者(一部)一覧はこちら

【応募資格】
・18歳以上、35歳以下

【応募スケジュール】
次回未定

【賞】
・雑誌『Foam』への掲載
・巡回グループ展への参加
・作品はArt Collection Deutsche Börse コレクションに収蔵

【応募費用】
35ユーロ

【公式サイト】
https://talentcall.foam.org/

Foam


ニューヨークを拠点とするAperture Foundationによるポートフォリオアワード。近代写真のトレンドを汲みながら、評価に値する写真家を表彰することを目的とする。グランプリ受賞者は3,000ドルの賞金とニューヨークでの展示を約束されるほか、世界中のキュレーター、批評家が購読する『Aperture』誌で紹介される。

>『Aperture』関連のアワード受賞者(一部)一覧はこちら

【応募資格】
・『Aperture magazine』の購読者であること

【応募作品】
・10~15枚の写真と1500字以内の説明文を含むプロジェクト(過去5年以内に作成)
・履歴書

【応募スケジュール】
次回未定

【賞(グランプリ)】
・『Aperture』誌への掲載
・賞金3,000ドル
・ニューヨークでの展示

【応募費用】
無料

【審査員】
Chris Boot(Aperture Foundation代表取締役)/Annette Booth(展覧会担当者)/Michael Famighetti(『Aperture』編集者)など

【主催】
Aperture Foundation

【公式サイト】
https://aperture.org/portfolio-prize-2018/

Aperture Portfolio Prize


イェール国際モード・写真・アクセサリーフェスティバルの一環として、毎年南仏で行われるコンペティション。ファイナリストたちは期間中、公開審査が行われるグループ展に加えて、ジュエリーやファッションコレクションの撮影コンペティションでも賞を競う。スポンサーにCHANELやChloéを含むなど、モード界のトップにも注目されるところが特徴。審査には写真家、スタイリスト、雑誌編集者、ファッションデザイナーなどさまざまな分野のプロが参加する。

【応募資格】
・過去に主要なギャラリーや文化施設にて展示を行っていないこと
・ファイナリストに選ばれた際に、フェスティバルにてコンペティションに参加できること
・メールによる作品提出(写真20枚程度)

【応募スケジュール】
来年度未定

【賞(2018年度写真部門グランプリ)】
・賞金15,000ユーロ

【応募費用】
無料

【審査員(2018年度)】
Alessia Glaviano(Vogue Italy編集者)/Bettina Rheims(写真家)/Bill Mullen(スタイリスト)/Jean Colonna(ファッションデザイナー)/India Mahdavi(建築家)/Daragh Soden(写真家)など

【公式サイト】
http://villanoailles-hyeres.com/festival-2018/pw/festivals/33e-festival-de-mode-de-photographie-et-daccessoire-de-mode-a-hyeres/?lang=en

International Festival of Fashion, Photography and Fashion Accessories in Hyère Competition