積層されたイメージが“見ること”を問う、
加納俊輔「ピンク・シャドウ」展

美術家・井田照一の作品からアイディアを得た新作を展示。

07 November 2018

AREA

東京都

Share

ピンク・シャドウ

© Maki Fine Arts

加納俊輔の作品展「ピンク・シャドウ」が神楽坂・Maki Fine Artsで11月25日(日)まで開催中。

写真を通して、複雑な階層を意識させる手法により、「見る」という行為を問い直す作品を発表している加納。本展では「表面は間である」という基本概念を生涯のテーマとした美術家・井田照一の作品からアイディアを得た新作を発表する。

井田の作品、殊に「Lotus Sutra」のシリーズに大きく触発されたという加納。着目したのはこのシリーズにおいて認められる、紙の裏からの刷りだという。

加納の近作では、紙の裏から像を透過する撮影という手順を施し、裏側からの作業という層が加えられている。このシリーズは「layer of my labor」と命名されているが、複数を意味する“s”がついていない。積層されたイメージを通じて加納は観る者へ「見る」という行為について疑問を投げかけている。

タイトル

「ピンク・シャドウ」

会期

2018年10月26日(金)~11月25日(日)

会場

Maki Fine Arts(東京都)

時間

12:00~19:00(日曜は17:00まで)

休館日

月火曜、祝日

URL

http://www.makifinearts.com/jp/exhibitions/kano2018.html