山本渉は1986年、栃木県生まれ。2011年にキヤノン写真新世紀佳作を受賞。2013年には、パナソニック株式会社 / LUMIX特別協賛のもと、IMAプロジェクトが開催した「LUMIX MEETS JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」に出展。
本シリーズ「欲望の形」は「オナホール」と呼ばれる男性用性玩具の内側(空洞部分)を石膏で固め、取り出した立体物を撮影した写真群。今回展示される作品は、2012年に初めて発表した同シリーズの新作にあたり、主に2012年から2017年までの間に発売されたオナホールを対象にして制作。2007年から秋葉原のアダルトショップでリサーチのためのアルバイトを始め、2008年の秋葉原通り魔事件を目の当たりにし、秋葉原の変容を観察してきた山本にとって、2018年という年は節目にあたる。
本展では、2012年に発表したシリーズと同様の手法を用いたモノクロ等身大プリントと、オナホールのパッケージに描かれるキャラクターを光(プロジェクション)として石膏像に投影したカラープリントの作品を発表。また、会期中12月8日(土)にはインディペンデント・キュレーターの長谷川新とのトークイベントも開催。申込方法は、ギャラリーサイトをチェック。
タイトル | 「欲望の形/Desired Forms (2012-2017)」 |
---|---|
会期 | 2018年11月22日(木)~12月22日(土) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00 |
休廊日 | 日月曜・祝日 |
URL | http://www.ycassociates.co.jp/jp/information/wataru-yamamoto_desired-forms-2012-2017/ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。