幕末・明治の日本人が憧れた英国の写真文化とは?
「写真の起源 英国」展

多くの日本未公開作品を手がかりに、英国の写真文化の多彩な広がりを展覧。

22 March 2019

AREA

東京都

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リージェンツ・パーク動物園のカバ

フアン・モンティソン伯爵(後のスペイン王フアン 3世)《リージェンツ・パーク動物園のカバ、1852年》『写真クラブのメンバーによって 制作された 1855年の写真アルバム』より 1852年 単塩紙 大英図書館蔵 © British Library Board (C.43.i.7)

東京都写真美術館が毎春展示を行っている、初期写真に焦点を当てる作品展。2019年は「写真の起源 英国」と題した展覧会が、5月6日(月)まで開催されている。

写真の発明に関する研究は18世紀末から始まり、1839年に最初の技術が発表されることで写真の文化が幕を開ける。英国ではヴィクトリア文化に根ざす貴族社会において、研究が発展し、広く文化として波及した。

本展は、多くの日本未公開作品を手がかりに、これまで日本国内で知られていなかった英国の写真文化の多彩な広がりを展覧するものだ。これは同時に、19世紀の華麗な英国の姿を同時代に制作された写真によって知るとても希有な経験となるだろう。幕末~明治の日本人たちが憧れた英国の写真文化とその歴史の広がりをその目で確かめてみてはいかがだろうか。

なお本展の関連イベントとして、カロタイプ・ネガ制作デモンストレーションや、識者を招いての連続講座なども開催される。

タイトル

「写真の起源 英国」

会期

2019年3月5日(火)~5月6日(月・振休)

会場

東京都写真美術館(東京都)

時間

10:00~18:00(木金曜は20:00まで/入館は閉館の30分前まで)

休館日

月曜(4月29日、5月6日は開館)

料金

【一般】900円【学生】800円【中高生・65歳以上】700円

URL

http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3110.html

アンナ・アトキンス《ギンシダ、ジャマイカ》1851-54年頃 サイアノタイプ 東京都写真美術館蔵

ヴィクター・アルバート・プラウト《ウェストミンスター寺院の内装、東向聖歌隊台》1860年以前 鶏卵紙 ヒストリック・イング ランド・アーカイヴ蔵 By permission of Historic England Archive

クレメンティナ・ヘイワーデン子爵夫人《クレメンティナ・モウド》 1863年 鶏卵紙 国立科学メディア博物館蔵 © National Science & Media Museum / Science & Society Picture Library

ウィリアム・バートン著 『外国写真展覧会 目録』 1893年 書籍 東京都写真美術館蔵