宇壽山貴久子は宮城県生まれの写真家。早稲田大学卒業後に渡米、ニューヨークで写真を学び、2002年『犬道場』で写真新世紀奨励賞を受賞。2014年より写真家100人で構成される東京画に所属。主な作品に『オガミサン』『Subway』『ワンピースのおんな』(『暮しの手帖』連載中)などがある。
本展は、宇壽山が花鳥風月を切り取ったスナップ写真をもとに、本会場の空間を生かして新しく構想したもの。2016年頃、「SAME TIME NEXT YEAR」(=来年のいまごろまた会おう)という言葉がふと頭に浮かび、それを頼りに撮り始めたという本作。ある時間、ある空間が切り取られたそれらの写真が今回の会場で再構築されたとき、観る者は何を感じるのだろうか。
会場ではプリント作品に加え、同名の写真集も販売されるほか、会期中11日(木)20:00~は、宇壽山と人間行動学者であり音楽家でもある細馬宏通によるギャラリートーク「音とリズムと風と写真」が開催される。
タイトル | 「SAME TIME NEXT YEAR」 |
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会期 | 2019年7月8日(月)~7月21日(日) |
会場 | |
時間 | 11:00~23:00(日曜は11:00~22:00/最終日は18:00まで) |
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