「小林 修 写真展 司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代」が11月1日(金)から六本木・FUJIFILM SQUAREの企画展として開催される。
小林は『週刊朝日』の人気連載「司馬遼太郎シリーズ」の写真を13年にわたり担当し、作家・司馬遼太郎の作品世界を写真で表現しつづけているカメラマン。生前の司馬に会うことはなかったものの、司馬の連載『街道をゆく』の最後の担当であった村井重俊とともに司馬作品ゆかりの地を取材し、その原風景を写真で表現してきた。
本展では、小林が長年にわたり撮り重ねてきた膨大な写真群の中から『街道をゆく』をテーマに厳選した約90点が展示される。『街道をゆく』文庫版の表紙や、「週刊 司馬遼太郎」シリーズで多くの人に親しまれてきた作品の数々を“宗教”や“言葉”など、さまざまな切り口で再構成し、新たに制作した銀塩プリントで展観。
感覚を研ぎ澄ませ、現代の風景の中に司馬作品の世界が立ち上がる瞬間を、明快に、そして繊細にとらえた写真群は、時代を超え、司馬文学の世界をいきいきと今日によみがえらせる。小林の視点が、司馬の視点に重なる瞬間、その精神までをも浮かび上がらせる写真たちが、司馬作品の世界にもうひとつの扉を開くことだろう。
タイトル | 「小林 修 写真展 司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代」 |
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会期 | 2019年11月1日(金)~11月20日(水) |
会場 | FUJIFILM SQUARE(東京都) |
時間 | 10:00~19:00 |
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