2014年に「キヤノン写真新世紀」優秀賞(佐内正史選)選出、2018年には「LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS」展に選出され Amsterdam Paris 東京と巡回展を行ってきた草野庸子の新作「 (s s)vision」が、テラススクエアフォトエキシビションの第14弾として12月26日(火)まで公開中。
「SEEは眼を使うこと。SIGHTは眼の力 視力。VISONは視る能力 幻。視る能力は個々のものであり、実在しないとされているであろう幻などもそこには含まれる」。写真とは一瞬を切り取る装置であるという草野にとって、同時にその一瞬は連続する時間の中にあるものでもある。
花というその実存においても、抽象としてのイメージにおいても、たしかにそこに在りながらも刹那的なものである存在を、ただその在りようのままに写し出すこと。イメージは掴まえにいくのではなく、やってくる。やがて来るべきときは、いまこの一瞬の中にすでに幻のように存在している。草野の世界観を体感する展覧会だ。
タイトル | 「(s s)vision」 |
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会期 | 2019年10月8日(火)~12月26日(火) |
会場 | テラススクエア(東京都) |
時間 | 8:00~20:00 |
休館日 | 土日曜、祝日 |
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