石川竜一、伊波リンダ、根間智子、ミヤギフトシの4名の沖縄県出身アーティストを紹介する「作家と現在」展が、12月24日(火)から沖縄県立博物館・美術館にて開催中。
写真集『絶景のポリフォニー』(赤々舎、2014年)などで第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した石川は、初めて手がけた映像作品「MITSUGU」と自身の住む場所を写し出した「home work」シリーズを展示。沖縄に住む人々の日常をとらえた伊波の写真には、沖縄のもつ複雑な背景が見え隠れする。写真の特性に着目し、さまざまなメディアを扱いながら表現の探求を続ける根間の新たな取り組みにも注目。小説『ディスタント』(河出書房新社、2019年)を発表し、文芸の分野でも注目されるミヤギは、5 人の女性を描いた映像作品「How Many Nights」を展示。沖縄県内外で広く活動するそれぞれの作家のこれまでと、そして現在をたどる。同時代に生きる4人の表現は、ときに重なり、連なりながら、イメージの集積として観る者に問いかけるだろう。
また、2020年1月17日(金)には石川のギャラリートークが、25日(土)には伊波、根間、ミヤギによるリレートークが開催予定。
タイトル | 「作家と現在 ARTISTS TODAY」 |
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会期 | 2019年12月24日(火)〜2020年2月2日(日) |
会場 | 沖縄県立博物館・美術館(沖縄県) |
時間 | 9:00〜18:00(金土曜は20:00まで/入場は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜、年末年始(12月29日〜2020年1月1日)、1月14日(火)*1月13日(月)は開館 |
料金 | 【一般】1,200円【高校・大学生】800円【小中学生】300円 |
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