勝又公仁彦「わたくしのいもうと」展が、1月10日(金)より銀座・IG Phto Galleryで開催される。
勝又は写真のほか、映像、言葉、パフォーマンスなど複数の表現方法を駆使した作品を国内外で発表してきた。
本作「わたくしのいもうと」は勝又の最新作。昨年、妹を亡くした勝又は、彼女の遺品の中に失われたと思っていた家族写真の束を見つけ、彼女がなぜそれらの写真を手元に置いていたのかという謎と向き合うことを余儀なくされる。
「硫黄島へ -玉砕の島Vol.1-」(2005年、銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン)に続いて直接的に私的な題材を扱い、身近な者の死という普遍的なテーマに取り組んだ本作。展示はプリント、デジタルフォトフレームを用い、写真、映像、言葉によるインスタレーションとなる予定だ。また最終日には「喪失と悲嘆をめぐる参加者による対話セッション」が行われ、作者が投げかけた問いに対して、鑑賞者がどのように応答するのかも本作の重要な一部となることだろう。
タイトル | 「わたくしのいもうと」 |
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会期 | 2020年1月10日(金)~2月15日(土) |
会場 | IG Photo Gallery(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
休廊日 | 日月、木曜 |
イベント | ・1月11日(土)18:00~「勝又公仁彦×タカザワケンジトークセッション」 |
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