カラー写真のパイオニア、ソール・ライター写真展「SAUL LEITER – LANESVILLE, 1958」が、銀座・ライカギャラリー東京で3月1日(日)まで開催中。
2006年、ドイツの出版社シュタイデルから出版された『Early Color』により、「カラー写真のパイオニア」として、一躍世界の注目を浴びることになったライター。画家を志してニューヨークへやってきたライターだが、新しい表現としてはじめた写真が生活の糧となることを知り、初めてファッション誌『Harper’s BAZAAR』に起用されたのが1958年のこと。この年、夏を過ごしたボストン近郊のレインズビルのコテージで撮影された一連のヌード写真は、畑違いであったファッション写真を習得しようという意図も垣間見える興味深い作品群。生前、数多くのヌード作品を残したライターだが、カラーで撮影されたヌードはこの「Lanesville」シリーズが唯一となる。
本展では本作を中心に、同時期に撮影されたファッション・テストの作品を日本初公開。また、ライカギャラリー京都でも3月5日(木)までソール・ライター写真展「Saul Leiter – Nude」が開催中。珠玉のヌード作品とともに、1970年代になってライター自ら写真を発見し、印画紙にガッシュなどで描画を施したミックスドメディアの作品を展示する。
タイトル | 「Saul Leiter – Lanesville, 1958」 |
---|---|
日時 | 2019年12月6日(金)~2020年3月1日(日) |
会場 | ライカギャラリー東京(東京都) |
時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 月曜 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。