土門拳写真展「東京 1936-1967」が、3月9日(月)から東京工芸大学 写大ギャラリーで開催される。
本企画は、写大ギャラリーが収蔵する約1,200点の土門拳作品の中から、戦前~戦後にかけての東京を舞台として撮影された作品に焦点を当てて展示するというもの。
土門拳は、1935年に「報道写真」の理念をドイツから日本に持ち帰った名取洋之助の主宰する日本工房に採用されたことをきっかけとして、本格的に写真家としての人生をスタート。その後、外務省の外郭団体である国際文化振興会や、内閣調査研究動員本部などを経て、終戦を機にフリーランスとなった土門は、カメラ雑誌などで絶対非演出の「リアリズム写真」を展開し、昭和の写真界に大きな影響を与えた。
本展では、戦争の気配が漂う戦前戦中の東京、そして終戦後の混乱から復興へと向かう東京まで、激動の時代に変わりゆく東京で逞しく生きる人々を見つめ続けた土門の作品を紹介する。
タイトル | 「東京 1936-1967」 |
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会期 | 2020年3月9日(月)~5月17日(日) |
会場 | 東京工芸大学 写大ギャラリー(東京都) |
時間 | 10:00~20:00 |
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