佐藤華連 「I 波と影」展が、コミュニケーションギャラリーふげん社で7月2日(木)から開催される。
佐藤は1983年、神奈川県生まれの写真家。2009年に早稲田大学芸術学校空間映像科写真コースを修了後、2010年にキヤノン写真新世紀グランプリを受賞。意識や感覚、記憶や感情、時間など“見えないもの”をテーマに、自身の内面世界を写真で表現するシリーズを2010年より制作している。
本展では、2016年にKanzan Gallry で発表した”I”(ワン)シリーズから、未発表作品と新作を交えて展示。佐藤の生活範囲で撮影した写真に、コピー機による複写を重ねていくことで、だんだんと紙とインクによって映し出されるイメージが変化していく。それは、認識した世界が、さらに自身の記憶や感情と交わることで移りゆくさまを示している。シリーズ名の「I(ワン)」は、英語の一人称であり、作家自身を表す。本展では、自己というフィルターを介した世界を提示することで、ひとつの身体の存在を浮き彫りにする。
タイトル | 「I 波と影」 |
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会期 | 2020年7月2日(木)〜7月19日(日) |
会場 | |
時間 | 12:00~19:00(土日は〜18:00/7月11日は~21:00) |
休館日 | 月曜 |
URL |
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