藤井ヨシカツ写真展「Hiroshima Graph – Everlasting Flow」が曳舟・Reminders Photography Stronghold Galleryにて8月1日(土)から開催される。
藤井は2015年に故郷である広島に拠点を移し、被曝3世としての視点から、誰も知ることのなかった歴史の証言や広島に生きてきた人々の軌跡、風化していく戦争の爪痕にあらためて眼を向け、後世へと伝えていく取り組みとして「Hiroshima Graph」シリーズを制作してきた。
毒ガス製造の歴史を持つ大久野島を題材とした「Rabbits abandon their children」に続くシリーズ2作目となる本作は、広島の被爆の歴史を起点とし、原爆が投下された場所を撮影した写真やアーカイブイメージと祖母の個人的経験を結びつけることで、どのように個人がトラウマとなる記憶を隠し、どのようにそのトラウマが次世代へと受け継がれていくのかを探っている。
また本展に合わせ、写真集『Hiroshima Graph – Everlasting Flow』が刊行予定。
タイトル | 「Hiroshima Graph – Everlasting Flow」 |
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会期 | 2020年8月1日(土)~8月23日(日) |
会場 | |
時間 | 13:00~19:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。