タカザワケンジ「郷愁を逃れて」展、
ギャラリートークのライブ配信も

07 September 2020

AREA

東京都

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郷愁を逃れて

タカザワケンジ「郷愁を逃れて」展が、9月8日(火)より東銀座・IG Photo Galleryにて開催される。

タカザワは写真評論家として活動するかたわら、写真について考えるための手段として写真展を開いてきた。「郷愁を逃れて」は、1995年から97年にかけて撮影した写真群をもう一度見直し、構成したもの。本作は1990年代半ばから後半にかけての東京のとある会社で起きていたできごとを、郷愁を回避して、歴史的な1コマとして検討することはできないだろうか、という問いから始まった。写真に写った人びとの顔を曖昧にすることで、個人の物語から歴史へと想像をめぐらせることができるのではないか。また、25年前と大きく変わったことのひとつに、写真に撮られる側の権利「肖像権」が広く認められてきたという事実も無視できない。写真に写された顔は誰のものなのかという問いもこの作品から想起されるだろう。

現在、私たちはコロナ禍という地球規模の危機の中にあり、多くの人にできることは外出を控え、人との接触を控えること。そんな日常の中で部屋を整理し、過去の写真を見直した方も多いはず。立ち止まり考える、いまはそんな時期なのかもしれない。

ときはどんなことがあっても流れることを止めず、すべての写真にはたった一度きりしか起きなかった瞬間が写されている。そこにどんな意味があるのかを、展示を通じて探る試みとなる。なお会期中9月19日(土)には、タカザワによるギャラリートークがライブ配信される。

タイトル

「郷愁を逃れて」

会期

2020年9月9日(火)~10月3日(土)

会場

IG Photo Gallery(東京都)

時間

12:00~20:00

休廊日

月木日曜

URL

http://www.igpg.jp/exhibition/takazawakenji20.html