津田隆志 「no/w/here 」展が、10月21日(水)まで千葉県・QWERTYで開催中。
本展では東京都のベッドタウンとしての性質が強い千葉県松戸市に在住する作家が、コロナ禍に於ける“県をまたぐ移動の自粛”によって意識することとなった境界や分断について、江戸川、金町松戸関所、宅配便の段ボール、ホンビノス貝などをモチーフに製作した作品が展示される。
千葉県の松戸市と東京都の間には江戸川という明確な県境があり、この境界には江戸時代、水戸街道唯一の関所(金町松戸関所)が1600年頃から1869年迄、置かれていた。現在は碑が残るだけとなり、関所は過去の出来事となっているが、2020年、コロナ禍の県をまたぐ移動の自粛により、江戸川を越え都内へ向かう事(越境)に抵抗を覚える日々が、かつてこの場所にあった関所の存在を強く意識させた。-津田隆志
タイトル | 「no/w/here」 |
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会期 | 2020年10月9日(金)〜10月21日(水) |
会場 | QWERTY(千葉県) |
時間 | 11:00〜21:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。