06 May 2021

絶滅に向かう昆虫から環境問題に思いを馳せる、ジョアンナ・タガダ・ホフベック「What if God was insect? / もし神さまが虫だったら」展

06 May 2021

AREA

東京都

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©︎ Johanna Tagada Hoffbec

©︎ Johanna Tagada Hoffbec

ジョアンナ・タガダ・ホフベック「What if God was insect? / もし神さまが虫だったら」が5月1日(土)より福岡・本屋青旗にて開催中。

1990年フランス生まれのホフベックは、ペインティング、インスタレーション、彫刻、映画、写真、テキストなどさまざまなメディアを用いるアーティスト。本展で発表される最新作は、人間とそれ以外の生物の関係性を問い直し、他者とともにあることを学ぶ場としての“庭”を描き出すもの。ホフベックの家族のオーガニック菜園や、かつて働いたことのある生まれた村のバイオダイナミック農場など、私的な“庭”のイメージが描かれたペインティングやドローイング、またかつて住んでいた地域や旅先などさまざまな土地で撮影された花や虫の写真で構成されている。

2021年現在、世界の約40%の昆虫が減少しており、100年以内にすべての昆虫が絶滅するおそれがある。その原因は都市化や農業の拡大、農薬や化学肥料の使用、気候変動など人間の活動と言われている。昆虫は地球上の生態系を支える重要な要素のひとつで、彼らが絶滅することによってわれわれ人類の食料や生活にも大きな影響があると考えられている。ホフベックは本作を通して観る者の想像をかきたて、そういった状況に警鐘を鳴らすとともにその先の実践へと私たちを誘う。

タイトル

「What if God was insect? / もし神さまが虫だったら」

会期

2021年5月1日(土)~5月23日(日)

会場

本屋青旗(福岡県)

時間

12:00〜19:00

休廊日

水曜

URL

https://aohatabooks.com/

©︎ Johanna Tagada Hoffbec

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