熊谷聖司写真展「眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」が、5月25日(火)から大阪のギャラリー・ソラリスで開催される。
熊谷は、1994年に第10回写真新世紀公募優秀賞、第3回写真新世紀展にて年間グランプリを受賞。以降、個展をコンスタントに行いながら作品を発表し、近年は写真集の編集・出版を手掛け、さらに積極的に写真表現を追求している。
本展は、2021年に刊行された写真集『眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」の展覧会。2011年から2020年に撮影した膨大な写真の中から選び抜かれた38点が収められた本書は、ごく身近な日常的な場面をとらえながらも、その色・光に熊谷の美意識が輝き、満ち溢れてくるよう。
目の前の現実のみではなく、そこから想起されるイメージを見つめているような熊谷のスナップ写真。さらに熊谷自身が暗室の中、手焼きで仕上げたオリジナルプリントに表現されたイメージを通して、自らの心の声に耳を傾ける、そのような時間を取り戻す機会となりそうだ。
タイトル | 「眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」 |
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会期 | 2021年5月25日(火)〜6月6日(日) |
会場 | ギャラリー・ソラリス(大阪府) |
時間 | 11:00~19:00 |
休廊日 | 5月31日(月) |
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