リリー・シュウ個展「局部麻醉」が、6月25日(金)まで銀座 蔦屋書店 アートウォール・ギャラリーで開催中。
リリー・シュウは、写真・映像・ドローイングといったさまざまな技法で制作を続けるアーティスト。中国・ハルビンに生まれた彼女は、イギリスと日本で現代哲学と芸術理論を研究する傍ら自ら作品制作を行い、現在は東京を拠点に活動している。グリッド上に配置された彼女のフォトコラージュ作品は、現実から切り取られた「イメージ」と、私たちの意識下の生々しい時間感覚との奇妙なギャップをとらえた、彼女の特徴的なシリーズ作品。近年では、美術手帖『ニューカマー・アーティスト100』特集(2021年2月)に選出されるなど、着実に注目度を高めている若手アーティストだ。
「局部麻醉」と題された本展では、彼女の故郷であるハルビンの風土、政治的抑圧を含む個人的な記憶、西洋思想のフレームワークといった彼女の意識/無意識的なジレンマと、光学的なテクノロジーがもたらす「パルス」とが生々しくも静謐に交わりあう、新たなシリーズを発表する。
タイトル | 「局部⿇醉」― 銀座 蔦屋書店ART PARTY 2021.05 |
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会期 | 2021年6⽉1⽇(火)~6⽉25⽇(金) |
会場 | 銀座 蔦屋書店 アートウォール・ギャラリー(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00 |
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