大竹省二「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」展が、7月20日(火)より六本木・FUJIFILM SQUAREにて開催される。
1922年生まれ、第二次世界大戦後に大きく発展した日本の雑誌メディアを舞台にプロ写真家として一時代を築いた大竹省二(2015年没)。モノクロ写真が主流で、国産のカラーフィルムもまだなかった時代に写真家として歩み始め、鮮烈なカラー写真の可能性を追求した大竹は、写真家としての活躍はもちろんのこと、富士フイルムによるカラーフィルム開発にも協力。代名詞ともなった女性の美しいポートレイトなどの写真作品だけでなく、それを支える製品開発においても貢献した人物だ。
本展では、新しい時代の女性の美しさと豊かな時代への憧れを引き出したカラー写真黎明期の作品を今日の技術で色鮮やかに再現した約30点が展示。戦後の復興を遂げる日本の重要な産業のひとつとなったカメラ、フィルム業界に一人のプロ写真家が果たした役割も振り返る。
タイトル | 「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」 |
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会期 | 2021年7月20日(火)~10月19日(火) |
会場 | FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館(東京都) |
時間 | 10:00~19:00(最終日は18:00まで) |
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