熊谷聖司写真展「RE FORM」が、2月27日(日)まで大阪のギャラリー・ソラリスで開催中。
熊谷は1994年、逗子の森戸海岸に集う若者達をとらえた作品「もりとでじゃねいろ」で、第10回写真新世紀公募優秀賞、第3回写真新世紀展にて年間グランプリを受賞。以降、個展をコンスタントに行い作品を発表し、2008年からは自らの手でカラープリントを開始。近年は写真集の編集・出版を手掛け、さらに積極的に写真表現を追求している。
熊谷が2020年に刊行した最新写真集が『RE FORM』(Livres lieu lieu刊)。今作は、同氏が2013年に刊行した写真集『MY HOUSE』(リブロアルテ刊)と同じサイズ、紙、ページ数、同じ印刷所という設計で制作されており、「既刊の写真集の構造はそのままに、新しい写真集を制作する」という構想から約5年かけて制作された。
「RE FORM」単体でも、もちろん独立した1冊の写真集として成立しつつ、「MY HOUSE」と合わせて見ることでさらにタテヨコナナメに、化学反応を起こす今作。本展では、その新刊『RE FORM』より約18点がオリジナルプリントで展示される。
タイトル | 「RE FORM」 |
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会期 | 2022年2月15日(火)〜2月27日(日) |
会場 | ギャラリー・ソラリス(大阪府) |
時間 | 11:00~19:00 |
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