25 April 2022

GINZA SIX5周年を記念して、小林健太が銀座を撮り下ろした新シリーズ「Reflex」が展示中

25 April 2022

AREA

東京都

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《Reflex Ginza》2022年 アーカイバルピグメントプリント © Kenta Cobayashi

《Reflex Ginza》2022年 アーカイバルピグメントプリント © Kenta Cobayashi

アーティスト、写真家の小林健太がGINZA SIX5周年記念アートワークとして制作した作品がGINZA SIXのエントランス、館内各所で5月8日(日)まで展示中。

小林は、大学時代から2017年まで拠点としていた渋谷や、旅先で訪れたニューヨークなどの都市風景をカメラで切り取り、写真集や国内外の展覧会で発表してきた。今回展示するのは、銀座の街並みを撮り下ろし、編集した映像とグラフィック作品「Reflex」シリーズとなる。これまで銀座に訪れる機会が少なかった小林は、まず戦前、戦後に銀座を撮影した写真集を見て、銀座の歴史やファッションの流れを知ることから作品制作を始めたという。本作は、銀座特有のビルのファサードに映り込む景色が反射し、光のレイヤーが幾層にも重なりあう現象を手がかりに、複数の銀座の風景写真を重ね合わせて制作されている。さらに、都市が持つ幾何学的要素と、グラフィックデザイナーの原研哉がデザインしたGINZA SIXの5周年記念ロゴにインスパイアされ、Photoshopにおける指先ツールである「smudge」による有機的なストロークの画像加工とは対象的に、円や直線などの図像要素やシメトリーを取り入れた新な試みが展開されている。

また、今回の5周年記念アートワークに画像編集加工を施した写真集『Reflex』がアートビートパブリッシャーズsupported by FUJIFILM Business Innovationより発売された。銀座 蔦屋書店、NEO TOKYO ZINEのサイトより購入可能。高さ6メートルにおよぶLEDモニターが設置されたメインエントランスを始め、小林の作品が館内を彩るこの機会に、ぜひGINZA SIXに訪れてみてはいかがだろうか?

タイトル

小林健太 GINZA SIX 5周年記念アートワーク「Reflex」

会期

2022年4月1日(金)〜5月8日(日)

会場

GINZA SIX エントランス、館内エスカレーター、地下1階ランウェイ(東京都)

URL

https://ginza6.tokyo/

エントランスLED作品 《Reflex Kaleidoscopes》 2022年 シングルチャンネルビデオ 8分57秒(ループ再生) Courtesy:GINZA SIX

地下1階ランウェイ天井 《Reflex Colors》 2022年 インクジェットプリント、布Courtesy:GINZA SIX

館内エスカレーター 《Intersection of Reflex Colors》 2022年 インクジェットプリント、PVC Courtesy:GINZA SIX

銀座駅地下通路の様子。撮り下ろし作品《Reflex Ginza Panorama》(2022年)を起用した5周年記念キャンペーンイメージ Courtesy:GINZA SIX

地下1階ランウェイ展示台 《Reflex Ginza Panorama》 2022年 アーカイバルピグメントプリント © Kenta Cobayashi

NEO TOKYO ZINE 「Reflex 」表紙 アートビートパブリッシャーズ supported by FUJIFILM Business Innovation発行(2022年)

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