アーティスト、写真家の小林健太がGINZA SIX5周年記念アートワークとして制作した作品がGINZA SIXのエントランス、館内各所で5月8日(日)まで展示中。
小林は、大学時代から2017年まで拠点としていた渋谷や、旅先で訪れたニューヨークなどの都市風景をカメラで切り取り、写真集や国内外の展覧会で発表してきた。今回展示するのは、銀座の街並みを撮り下ろし、編集した映像とグラフィック作品「Reflex」シリーズとなる。これまで銀座に訪れる機会が少なかった小林は、まず戦前、戦後に銀座を撮影した写真集を見て、銀座の歴史やファッションの流れを知ることから作品制作を始めたという。本作は、銀座特有のビルのファサードに映り込む景色が反射し、光のレイヤーが幾層にも重なりあう現象を手がかりに、複数の銀座の風景写真を重ね合わせて制作されている。さらに、都市が持つ幾何学的要素と、グラフィックデザイナーの原研哉がデザインしたGINZA SIXの5周年記念ロゴにインスパイアされ、Photoshopにおける指先ツールである「smudge」による有機的なストロークの画像加工とは対象的に、円や直線などの図像要素やシメトリーを取り入れた新な試みが展開されている。
また、今回の5周年記念アートワークに画像編集加工を施した写真集『Reflex』がアートビートパブリッシャーズsupported by FUJIFILM Business Innovationより発売された。銀座 蔦屋書店、NEO TOKYO ZINEのサイトより購入可能。高さ6メートルにおよぶLEDモニターが設置されたメインエントランスを始め、小林の作品が館内を彩るこの機会に、ぜひGINZA SIXに訪れてみてはいかがだろうか?
タイトル | 小林健太 GINZA SIX 5周年記念アートワーク「Reflex」 |
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会期 | 2022年4月1日(金)〜5月8日(日) |
会場 | GINZA SIX エントランス、館内エスカレーター、地下1階ランウェイ(東京都) |
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