メディアアーティストの落合陽一による写真展「裸性と身体性」が新宿 北村写真機店で5月1日(日)まで開催中。
本展では、落合が昨年からnoteで連載しているヌードポートレートの作品を展示。ポストコロナの世界において身体や祝祭、共生や相互理解についての思考や環境負荷・移動と文明について思考を続ける中で、直感でヌードポートレートを撮り始めた落合。その直感の理由を探るべく対話的にヌードを撮り続け、本展は中間報告のようなものであるという。
ヌードを撮り始めてしばらく経ったある日のnoteに落合は下記のように記している。
服を着ているよりも裸でいる方が大抵の場合は美しく見える。これがヌードを撮り出して最初に気がついたことだった。僕は普段は風景やスナップをライカで切り取っていくことばかりだからポートレートはほとんど撮らない。過去の個展を見返しても、人をメインで撮っていることは滅多にない。そんなわけで、自分が人間を撮影しようと思い立つこと自体が奇跡的なんだけれど、人の形に興味を持って、人の持つ普遍性を探そうと考えるあたり、ウィズコロナで弱った何かか、新たに獲得した何かなんだろう。
タイトル | 「裸性と身体性」 |
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会期 | 2022年4月16日(土)~5月1日(日) |
会場 | 新宿 北村写真機店 6F Space Lucida(東京都) |
URL | https://www.kitamuracamera.jp/ja/event/yoichi_ochiai_photo_exhibition_20220416 |