写真集『その時間の差し出し方 1 ― 湯宿さか本』出版記念写真展が、7月21日(木)からBOOK AND SONSで開催される。
京都を拠点に国内外の風景や暮らし、寺院や職人たちなどを見つめながら、そこに内在する美しさを抽出することに注力している写真家・中島光行。この写真集は、中島がブックディレクター/編集者の幅允孝とグラフィックデザイナーの鈴木孝尚と共同で新たに立ち上げた出版レーベル「すなば」からの第一弾の写真集として出版された。
能登の風土と、主人の思いがひとつになった小さな湯宿「湯屋 さか本」。テレビも電話もトイレもなく、「至らない、尽くせない宿」と自らを曰うが、そこには主人の深い美意識が隅々まで行き届いており、日々調理や掃除といった行為を繰り返しながら長い時間をかけ精密に熟成された野趣だと中島はいう。
なお、7月23日(土)14:00から、中島、幅、鈴木を迎えたトークイベントを開催。また同日は荒木町のバーで週末のみ間借り営業をしている「喫茶 芳」が出店。手回し焙煎の美味しい珈琲を飲みながら、ぜひご参加を。
タイトル | 「写真集『その時間の差し出し方 1 ― 湯宿さか本』出版記念写真展」 |
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会期 | 2022年7月21日(木)~8月7日(日) |
会場 | BOOK AND SONS(東京) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休館日 | 水曜 |
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