川田喜久治「ロス・カプリチョス 遠近」が8月10日(水)までPGIにて開催中。
1933年生まれ、1959年よりフリーランスとして60年以上にわたって写真を撮り続ける、日本を代表する写真家の一人である川田。「ロス・カプリチョス」シリーズは1972年に『カメラ毎日』での連載を皮切りに写真雑誌で散発的に発表され、1998年にカタストロフ三部作のひとつとして写真集『世界劇場』にまとめられた。その後もヨーロッパや東京で撮影は続けられ、パンデミック下の東京の張り詰めたカタルシスもとらえられている。
「この時、この場所」を俯瞰してとらえようとする川田の姿勢は、時代と場所を自在に行き来して編まれた「ロス・カプリチョス 遠近」においても変わらず、パンデミック下でもとどまることなく都市に刻まれていく時を写し出している。
タイトル | 「ロス・カプリチョス 遠近」 |
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会期 | 2022年6月29日(水)〜8月10日(水) |
会場 | PGI(東京都) |
時間 | 11:00~18:00 |
休館日 | 日曜・祝日 |
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