橋本貴雄写真展「風をこぐ To Row the Wind」が、7月26日(火)より新宿ニコンサロンにて開催される。
本展で写し出されるのは、怪我をした一匹の野良犬・フウ。フウは2005年、福岡の路上で轢かれていたところを20代の橋本が拾い、その後、福岡から大阪、東京、ベルリンにわたった。事故により脊髄を損傷したフウは後ろ脚に障害が残ったものの、橋本と国内外を移動し、その先々の街で毎日の散歩をとても楽しんだ(最後の2年3カ月は車イスを使用)。
本展タイトル「風をこぐ」は、前脚だけで漕ぐように歩くフウの姿から著者が付けたタイトルで、本展では46点のオリジナルプリントが展示される。なお2021年9月、同名の写真集にはフウと過ごした12年間の日々を写した262点と、その日々を振り返るエッセイ2万字が収録されている。
タイトル | 「風をこぐ To Row the Wind」 |
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会期 | 2022年7月26日(火)〜8月8日(月) |
会場 | 新宿ニコンサロン(東京都) |
時間 | 10:30~18:30(最終日は15:00まで) |
休館日 | 日曜 |
URL | https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2022/20220726_ns.html |