松江泰治による写真展「ギャゼティアCC」が、3月7日(火)まで品川・キヤノンギャラリー Sで開催中。
松江は、地名収集という方法で制作を続けている。作家活動を始めて以来、世界の砂漠や森、山脈、平原など、自然を収集した「gazetteer」と、都市を収集した「CC」の二つを作品の基軸としている。影の生じない時間と方角を選び、空や地平線を排除して平面性を追求した写真は、「絶対ピント」と評される明瞭さで、写真の隅々まで写り込んだ要素が等価に浮かび上がり、肉眼でとらえきれなかった細部が立ち現れる。
本展では、写真の本質を貫く独自の技法でとらえた数百点の「gazetteer」「CC」作品から、未発表の新作26点を厳選し、展示される。
タイトル | 「ギャゼティアCC」 |
---|---|
会期 | 2023年1月20日(金)~3月7日(火) |
会場 | キヤノンギャラリー S(東京都) |
時間 | 10:00~17:30 |
休廊日 | 日曜・祝日 |
URL | https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/matsue-gazetteer |