藤田はるか「torikumo」展が、5月6日(土)から福岡県・LIBRIS KOBACOで開催される。
本展は、藤田が襖絵や屏風に描かれてきた花鳥風月を写真で表現をした美しい作品郡の展示。また本展は藤田にとって九州初個展となる。
画材屋で譲り受けた金箔と銀箔貼りの襖を撮影、それをプリントした印画紙を下地として、花や木、鳥などの厳しくも美しい自然や動物といった被写体を古い4×5のフィルムで撮影し、その印画紙に重ねてプリントするという手法で制作をされている。その印画紙を元に美濃和紙に染め摺りという手法でプリントした作品が展示される。暗色を基本としながら何層もの色調が重なる様は、はるか長い時間を経て存在する絵画作品のようにも見える。
展示名でもある「torikumo」は、季語の「鳥雲に入る」に由来しており、春に北方に帰る渡鳥が雲間はるかに見えなくなることを意味している。
タイトル | 「torikumo」 |
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会期 | 2023年5月6日(土)~6月4日(日) |
会場 | LIBRIS KOBACO(福岡県) |
時間 | 13:00~18:00 |
休館日 | 火水曜(祝日は営業) |
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