未完成の“いま”を形にする、Fujimura Family個展「unclothed」

Fujimura Familyの個展「unclothed」が、大阪・artgallery opaltimesで9月3日（日）まで開催中。

和歌山県を拠点に活動するアーティストのDai Fujimura（藤村大）と詩人・ビデオエッセイストの味果丹の夫婦によるFujimura Familyは、さまざまな要素を用いて生きる証明をそのままに表現するアーティストペア。昨年、2021年にMARGINAL PRESSより刊行した写真集『PROOF OF LIVING』をさまざまな場所をめぐるツアー形式をとり、1年をかけて展示を行ったのが記憶に新しいだろう。今回の個展では「unclothed（服を着ていない）」をテーマに、写真、映像、詩、陶芸、ドローイングを用いたインスタレーションで、未完成の“いま”を形にする試みが行われる。また期間中には、空間が変化していく様子を楽しむことができるという。エネルギッシュに活動を続ける注目のふたりの現在地をお見逃しなく。