“写真”とは何かを問う写真展「New Old School 2 ー写真は写真ー」

写真展「New Old School 2 ー写真は写真ー」が、11月17日（金）から六本木・アクシスギャラリーで開催される。

「New Old School」は、「写真」とは何かを問うための挑発的な写真展。2018年原宿・VACANTにて「デジタル写真は、写真ではない。」という痛烈なメッセージとともに、第⼀回目を行った。参加者は、写真家・三好耕三に写真を学び、いまも「写真」とは何かを問い続けている者たち。答えがひとつではないからこそ、自分なりの「写真」に向き合い、つくり続けるしかない。

⼆回目となる本展では、「写真は写真」というメッセージに共鳴した者が、フィルムで撮影し、暗室作業を行い、作品を制作。参加者にとって、写真であることは前提であり、その写真をもってみずからの態度を示す。そこには責任と覚悟が伴う。それでもなお、当たり前に「写真を写真とする」態度は、⾒るものに投げかける。「写真」とはなんなのだと。「写真」を介した対話を通し、この先へとつなげるための現在地を展示する。

参加者は、Uta Akane、及川天平、楠優、酒巻祐花、佐藤悠、蔡嘉⾠、⾼橋春織、Wonho Choi、西村満、堀野浩司、山路雅央、三好耕三の12名。それぞれ作品は販売も行われるほか、本展をまとめた作品集も販売予定だ。