東京・西麻布のKANA KAWANISHI GALLERYにて7月6日より戸田沙也加の写真展「東京にカンナの花を添える」が開催される。
本展は、戸田が初めて写真の個展を行った際に被写体として選んでいたカンナの花が、「平和の象徴」としての深い歴史があったことを知ったことをきっかけに制作したシリーズを展示。カンナの花をそっと街中にゲリラ的に配置して写真として記録した作品が並ぶ。
ステイトメント
平和の花を街に添える。
1945年の夏、原爆投下により広島が焦土と化し「今後75年間は草木が生えない」と言われた約1カ月後、爆心地からそう遠くない地にカンナの花が咲いた。
一人のカメラマンが撮った焦土に咲くカンナの写真は、人々を勇気づけ、平和を願う人々の希望、そして象徴となった。
東京の街並みをカンナの花と共に歩き、絶えず移り変わる景色に力強く咲き誇るカンナを忍ばせ記録する。
終わりのない悲しみや、叫び、絶望に耳を傾け、愛する友人を想いながら、私なりの平和を願うささやかなデモを行う。
戸田沙也加
タイトル | 戸田 沙也加 個展「東京にカンナの花を添える」 |
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会期 | 2024年7月6日(土)〜8月3日(土) |
会場 | KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布5F) |
時間 | 13:00~18:00 |
休廊日 | 日~火曜日、祝日 |
料金 | 無料 |
URL |