24 September 2024

フォトフェスT3でキュレーター3組3企画展でニューヨークに返答

24 September 2024

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東京駅東側のエリアを舞台に10月5日より「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が開催される。企画第一弾として、「New Japanese Photography: 50 years on」をテーマに、3組のキュレーターによる企画展で、15名の作家たちの作品が展示される。

1974年の春、ニューヨーク近代美術館にて15人の日本人写真家たちの作品が展示された「New Japanese Photography」は、東松照明、森山大道、深瀬昌久などが世界に紹介され、日本写真の評価を高めた展示。New Japanese Photography: 50 years on」では、ニューヨークの展示に対し3組のキュレーターが3つの企画展という形で返答する。

調 文明、遠藤みゆき(アシスタントキュレーター)は、「​①くにをあるく​/下道基行、姜美善​、上原沙也加​」「②象ることの意味​/細倉真弓、福嶋幸平​」「③分からなさを分ける​/金川晋吾、黑田菜月」と、50年を経て起きた日本写真の変容を​3つのセクションを通じて紹介。

小林美香は「その『男らしさ』はどこからきたの?」と題し、「男らしさ」とは何かを戦後社会の変遷に照らし、批評的な観点から検証する。

フランス人キュレーターのマーク・フューステルは、「①女性の視点/山沢栄子、岡上淑子、西村多美子、渡辺眸、常盤とよ子、今井壽恵」「②「写真集」の存在」で1974年の「New Japanese Photography」で見過ごされた2つの視点に着目する。

タイトル
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
会期
2024年10月5日(土)~10月27日(日)
場所
東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場
料金

一般/前売¥1,500、当日¥2,000
学生/前売¥1,000、当日¥1,500

URL

https://t3photo.tokyo/

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