東京・御徒町の229GALLERYにて1月24日より小林万葉の展示「Human( )Non-human」が開催される。
小林は、身体とデジタルな環境の相互作用を探究してきたヴィジュアルアーティスト。デジタル、アナログの間に境界線を引く代わりに、両者を接合させ化学反応を起こす。
【ステイトメント】
万葉は、身体とデジタルメディアの偶発的な現象の空間に生まれる畏れと魅惑の感情体験と、その2つのメディウムの間の異なる次元に偶発的に生じる瞬間的な表象に着目し、「無我」の体験から個を超えた別の存在に移ろうプロセスに関心を向けてきた(個展”Imperf”,2023)。
この展示は、表象を機械視覚やデータ処理によって空間・時間的に再構築する試みである。同時にそれが人間的な感傷(プンクトゥム)や自我や自己を超えた存在論的領域に踏み込み、身体を含む全ての要素を計算可能な無数のデータポイントとしての表象が時間・空間・存在論に開かれていると考える。従来の人間主体、ナラティブ中心のアプローチから離れ、世界との関係を考える実験的な場とする。
タイトル | Human( )Non-human |
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場所 | 229GALLERY(東京都台東区台東4-24-2)
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会期 | 1月24日(金)~2月2日(日)
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時間 | 12:00〜19:00(土日祝は11:30~20:00、最終日は18:00まで) |
休館日 | 無し |
料金 | 併設カフェにて1ドリンクオーダー制 |
URL | https://www.u-r-u.net/ |